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コラム 牧師の書斎から

2009年4月19日 小平牧生師

私は「釣り」をほとんどしたことがありません。子どもの頃に友だちに近くの川に連れて行ってもらったことがある程度です。もちろん「漁」の経験はありません。みなさんはいかがですか。

マグロの鮮度保持剤の研究開発のために、ある日突然マグロ船乗務を命じられた斉藤正明さんという方が「会社人生で必要な知恵はすべてマグロ漁船で学んだ」という本を出されました。この題は、数年前に話題となった「人生で必要なことはすべて幼稚園の砂場で学んだ」という本から取ったものでしょう。私はこの「マグロ漁船で学んだ」という本をまだ読んではいないのですが、先週ある雑誌に紹介されており、そこに紹介されているマグロ船の親方の言葉は妙に私の心に残りました。例えば、次のような言葉が紹介されていました。

「陸(おか)の人たちは、人間ではどうにもならんことまで、なんとかしようとしちょる。それが疲るる原因よ。」

「『努力』っちゅー言葉には、どっか『結果』という見返りを期待しちょるように聞こえるの。」

イエス様が、漁師であったペテロたちに「わたしについて来なさい。あなたがたを、人間をとる漁師にしてあげよう」と言われた時、漁師であった彼らには伝わるものがあったと思います。彼らは自分たちがどんな働きに召されるのかはわからなかったでしょう。しかし、自分たちに与えられる人生は「夜通し働く仕事」であることは明らかだったであったでしょう。また「そのように一生懸命働いたとしても、結果は思うようにいかないことがあるんだ」ということも、自分たちの経験から感じたでしょう。そして、彼らは人間の経験や努力を超えて神様の御業が表されることを、イエス様とともに歩む中で様々な出来事を通して経験させられたのではないでしょうか。

2011年クリスマス

【写真】クリスマスのチラシ

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上記以外
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