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コラム 牧師の書斎から

2011年4月10日 小平牧生師

東日本大震災から一ヶ月が経とうとしている。あらためて、私たちにできることを確認したい。

まずは、祈ること。私たち自身のためには「主の祈り」を祈ろう。ゆっくり一つ一つのことばを味わいながら祈ろう。同時に、次のことを祈って欲しい。・救援を必要とされる方々が速やかに助けられるように。・救援/復興活動にあたっている方々の安全のために。・被災された方々の肉体/精神/霊的必要が満たされるように。・子どもたち、特に親を失った子どもたちのために。・政府や指導者たちが正しく速やかに決断/対応できるように。・必要な働き人が与えられるように。・心を込めた救援活動ができるように。・私たちの中に思いやりと愛の心が与えられるように。

二つ目は、財をささげること。現地に行けば説明しなくてもわかるが、私たちの兄弟姉妹、私たちの同胞が、すべてを失ってしまったのだ。兄弟を愛することを実践しよう。震災の日の服で過ごしている人が何万人といるのだ。私たちが祝福されているのは、今の時のためではないだろうか。財布を開き、預金をおろそう。二枚あるものは一枚を、二つある人は一つを兄弟姉妹と分かち合おう。

三つ目は、仕えること。休暇をささげよう。学生ならばある程度の時間がとれるだろう。一年を休学してささげてはどうか(親のゆるしを得て下さい)。ボランティア団体としては、私たちも関係している「CRASHジャパン」を勧めます。ボランティアをしようと思う人は、www.crashjapan.org に登録して下さい。あなたを必要としているところに派遣します。