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コラム 牧師の書斎から

2012年5月13日 澤村信蔵師

イギリスのBBC放送が、22カ国で共同実施した世論調査によると、日本は「世界に良い影響を与えている」58%0で最も高い評価を得ました。それとともに、「悪い評価を与えている」というのは、21%でした。日本が、今までしてきたことを評価された形となり、とても嬉しくまたこの国を誇りに思います。国内では、ずっと日本の政治は駄目だとか、外交で失敗していると叩かれ続けているのですが、それでも世界に対して良い影響を与えていると受け止められているのは本当に幸いですね。ただ、日本人自身の自分たちの評価はそれほど高くないようです。悪い影響もほとんど与えてないけれど、そんなに良い評価を与えているとも思ってないのが、日本人の評価でした。私たちはもっと自信を持っていきましょう。

その嬉しいニュースの中にあまり嬉しくないニュースの中も含まれていました。それは、世界に悪い影響を与えている国トップ3のことです。1位が、55%のイラン、2位が、51%のパキスタン、3位が50%で、北朝鮮とイスラエルでした。イランや北朝鮮などとともに、悪い影響を与えている国として、イスラエルがあったのです。神の民として選ばれ、神のことばである聖書を与えられており、ノーベル賞も多数輩出するほど優秀な民ではあるはずのイスラエルを、50%もの人が悪い影響を与えている国だと語ったのです。考えてみると確かに、イスラエルはいつも問題を起こしています。でも、同時に彼らは神の民のはずなのです。本当に悲しい現実です。私たちは、聖書に記されているように、彼らが神に立ち返り、もう一度、真の神の民となることができるようにと祈りましょう。そして、彼らから地上のすべての民に祝福が流れるように祈りましょう。

そして、私たち自身も、神の民として、周りに良い影響を与えるものでありたいですね。そのためには、まず私たち自身が、イエスから良い影響を受けることが大切です。イエスに満たされて、イエスの影響をこの世界にまき散らす者とさせていただきましょう。今日もイエスに触れて、イエスに感染して、前に進んでいきましょう。