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コラム 牧師の書斎から

2016年8月7日 澤村信蔵

 2日第5子が誕生しました。お祈りを感謝します。7月後半から、妻はだいぶ辛そうで、何とか30日の子ども集会には出席したいと願っていたら、出席が許されました。翌日の礼拝を終えて、その夜から陣痛かということで入院したのですが、陣痛ではなかったようでまだまだかかるということでしたが、同時にいつ生まれてきてもおかしくないという事でそのまま入院となりました。翌1日は、当初から予定していた義理の母が来てくれて、2日未明から、本格的に痛みだしました。立ち会う予定ではなかったのですが、そのことも不思議に道を開いてくださって、長女の時以来8年ぶり2度目の立ち会いを許されました。支えてくださった助産師の方も、とても良い方で、細かく心配りして下さる方でした。出産自体は、妻も辛かったようですが、助産師さん曰く非常にスムースな出産だったそうです。後でわかった事なのですが、その方もクリスチャンの方で、本当に今回の出産は、すべてのことを神様が先だって準備してくださって、最高の時に産まれさせてくださったと主の聖名をあがめました。そして、いつも子供が生まれる時悩まされるのは名前です。でも、名前を考えるごとに恵みとつけるのですが、それはいつも神様の恵みの中を歩んでほしいと願うからです。「主は、『わたしの恵みは、あなたに十分である。というのは、わたしの力は、弱さのうちに完全に現れるからである』と言われたのです。ですから、私は、キリストの力が私をおおうために、むしろ大いに喜んで私の弱さを誇りましょう。」(Ⅱコリント12章9節)というところから、神様が与えてくださっている十分な恵みを知る者になってほしいと願い、十恵(とえ)と名付けました。その名の通り出産のときから、神様が十分な恵みを前もって備えてくださっていることを体験できました。この子の人生だけでなく、私たちの人生の中にも共にいてくださって、十分な恵みをもって祝福してくださる主を今日も心からあがめましょう。