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コラム 牧師の書斎から

2016年10月30日 澤村信蔵

今日は70周年記念礼拝です。この節目の年に皆さんと共に御言葉を聞くことができることを心から感謝いたします。本日も、成増教会でミッション生として一年間奉仕してくださった網走教会の梶原睦尚先生をお迎えし、昨日に続くメッセージに心から期待をしています。また、礼拝後の祝会では、懐かしい先生方のビデオメッセージ、懐かしい写真等を拝見する時を持ち、当教会の70年間の歴史を振り返ります。
「主の素晴らしさを味わい、これを見つめよ。幸いなことよ。彼に身を避ける者は。主を恐れよ。その聖徒たちよ。主を恐れる者には、乏しいことはないからだ。若い獅子も乏しくなって飢える。しかし、主を尋ね求める者は、良いものに何一つ欠けることはない。」(詩篇34篇8~10節)
小林廉直先生、智恵子先生をはじめ、多くの素晴らしい聖徒達は本当に私達の誇りです。しかし、今日、私達が覚えるのは、その諸先輩方の素晴らしさだけではありません。時には多くの失敗もあったであろう彼らを整え、用いて下さり、全てのことを働かせて益として下さった主に目を留めるのです。それは、昔働いて下さった主ではなく、今も生きて働いて下さっている主です。その素晴らしさを確認し、味わうひと時といたしましょう。
これまで70年間、真実に益を与え続けて下さり、この教会を導いて下さっている主をもう一度覚え、また、先輩達の歩みを覚えつつ、私達もその後に続き、主を尋ね求める者とさせていただきましょう。そうすれば、「良いものに何一つ欠けることはない。」と神が約束してくださっているのです。