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コラム 牧師の書斎から

2017年6月4日 澤村信蔵

今日はペンテコステです。クリスチャンが大切にする3つの祭りのうちの一つです。クリスマスは、イエス様の誕生を記念しお祝いする日です。イースターは、イエス様が十字架にかかって死んでくださったことを記念する日です。イースターも名前だけは最近聞かれるようになりました。そして私たちにとってもう一つ大切なのが、このペンテコステです。イースターから50日目に、キリストの弟子たちの上に天から聖霊がくだり、教会が誕生した日だからです。ユダヤ教では七週の祭り、あるいは 刈り入れの祭りと呼びます。
イエス様は、イースターの日よみがえられて、地上で40日弟子たちにご自分を現されて、天に昇られました。その後120人ほどの弟子たちが一つの場所で祈り、聖霊が与えられるのを待ちました。そして、それから10日後聖霊が、注がれ、突然外国の言葉を語るようになり、神のみわざを大胆に語るとその日、三千人ほどの人が救われたのです。素晴らしい神のみわざです。
でも私たちがペンテコステを大切にするのは、かつて偉大なことが、起きたからではありません。それは「終わりの日に、わたしの霊をすべての人に注ぐ。すると、あなたがたの息子や娘は預言し、青年は幻を見、老人は夢を見る。その日、わたしのしもべにも、はしためにも、わたしの霊を注ぐ。すると、彼らは預言する。」使徒2章17-18節の御言葉通りに信じる者皆に聖霊が注がれるようになったからです。クリスチャンにとって、ペンテコステは希望の日です。それは、神様が聖霊を通して私達に今もなお働いて下さるということを知ることによって与えられる希望です。その希望は私たち自身が、聖霊によって力新たにされ、イエス・キリストの証人となることへといざないます。今はまさに聖霊時代です。「今は恵みの時、今は救いの日です。」第2コリント6章2節 救われる人全てに聖霊が注がれる時代は今しかないのです。だからこそ今私たちは福音を伝えるのです。