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コラム 牧師の書斎から

2017年9月10日 澤村信蔵

「みことばを宣べ伝えなさい。時が良くても悪くてもしっかりやりなさい。」(Ⅱテモテ4:2)
信仰へと人が導かれる時、いくつかのパターンがあります。一つは、素晴らしい人に出逢い、その人の人生と同じように歩んでいきたいと願う時です。ジャスティン・ヒーバーという歌手がいます。彼が良いと言ったから、PPAPのピコ太郎の動画も1億回を超えました。そして、彼は熱心なクリスチャンでもあります。ある雑誌のインタビューで「正直、僕はイエスのように生きたいのです。イエスになるのではなく(そんなことできっこありませんが)、そのように生きたいと願う事が変な印象を与えないように願んでいます。イエスは、人々を愛し、優しく、親切になれるためのとても優れたテンプレート(型)を作りだしてくれたのです。もしあなたが信じるなら、彼は僕たちの罪のために死んだのです。」彼のような人が自分の立場を明確にすることによって多くの人がイエス様を知るきっかけを与えられるのです。それは有名人だけではありません。私たちも自分の信仰を明らかにすることによって、周りの人に良い影響を与えることができるのです。もう一つは、自分の人生に行き詰った時です。子供のこと、病気のこと、仕事のこと、それぞれ課題はいろいろですが、人生に行き詰り、特に、自分の努力や経験ではどうやっても断ちいかなくなった時、何か偉大なものにすがりたくなります。一度でも教会に足を踏み入れたことのある方と、一回も来たことが無い人は大きく違います。その時に、教会が一つの大切な選択肢になることができるように私たちは、毎年祭りを行っています。少しでも教会のこと、イエス様のことを知って欲しいと願って続けています。そのためであれば、どんなことでもしようと決めているのです。それに加え、今年は翌10月1日に、稲福エルマ先生(新宿シャローム教会)をお迎えします。長年日本で宣教をされておられる神の器です。ワーシップ礼拝を早くから取り入れ、多くの教会に良い影響を与えてくだっています。期待して待ち望みましょう。