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コラム 牧師の書斎から

2017年12月24日 澤村信蔵

「恐れることはありません。今、私はこの民全体のためのすばらしい喜びを知らせに来たのです。きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。あながたは、布にくるまって飼い葉おけに寝ておられるみどりごを見つけます。これが、あながたのためのしるしです。」(ルカ2章10~12節)
メリークリスマス!主イエスの御降誕を心からお祝いいたします。今から2千年前、中東のイスラエルの小さな町、ベツレヘムで生まれた一人の男子の誕生。この出来事が、世界を変えました。今私たちが使っている年号は、西暦ですが、これは、主イエスの誕生を境に分けられています。BC(Before Chirstキリスト以前)とAD(Anno Domini主の年)に分けられます。私たちの国でも、2019年5月元号が変わることが決められています。天皇の代が変わるからです。日本人にとって、天皇の代が変わるというのは大きな意味を持ちます。
世代が変わるからです。昔は、明治生まれとか、大正生まれとか、結構前の人だなと思っていました。でも、今度は、昭和生まれの人は、2世代も前の人になってしまうのです。そう思うと、なんか不思議な思いがします。でも、時代が変わるということはそういうことなのでしょう。
でも、西暦は、たったの一つの点で明確に分けられます。それはイエス・キリストが生まれたどうか、このキリストの誕生は、決定的に世界を分けます。素晴らしい喜びの時代、恵みの時代に入ったかどうかです。主イエス・キリストを信じるだけで、永遠のいのちをいただき、天国への切符をいただくことが出来るのです。それは、私たちがそのことに気づきがあってもなくてもです。主イエスを通して救いの道を開いて下さったのです。クリスマスは、私たちの救い主である主イエスの誕生をお祝いすると同時に、この喜びの知らせを告げ知らせるときです。今日も私たちの救い主イエスを心から崇めましょう。