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コラム 牧師の書斎から

2018年3月18日 澤村信蔵

今週、21日リフォユース500という日本基督教団主催の超教派の青年集会が青山学院で持たれます。1000人規模の集会で、今日のメッセンジャーの大嶋重徳先生もメッセンジャーの一人として奉仕されます。ほかには、カトリックの晴佐久昌英神父や、牧師ROCKの関野和寛師など多彩なゲストが登場します。500という数字は、宗教改革500年を記念して付けられています。友人の牧師がかかわっていることもあって、その証を聞きました。先日プレ大会が持たれたのですが、プレ大会の会場が東京山手教会でした。350人の青年が集まり、ローレンも賛美奉仕をしました。東京山手教会というのは、1969年日本基督教団の教団紛争のきっかけとなった教会です。ゲバ棒を担いで多くの青年たちが集まった場所です。でも、その場所で、今高らかに賛美をささげる集会が持たれたのです。その時から、日本基督教団は、社会派となり、多くの政治的な問題に関与するようになりました。そして、同時に青年たちに対して警戒し、青年たちが集まったりすることに注意を払うようになりました。でも、今年、もう一度立ち上がり青年宣教に取り組むのです。そして、その過程で、かかわる牧師たちが、自分たちの名誉のために奉仕していたことに気づかされ、砕かれ、神の栄光が現れることを願って前に進もうとされています。主の聖名をあがめます。今、この日本において、流れが変わろうとしている息吹を感じます。もし、日本の教会が教団や、自分の利益ではなく、キリストのみ、聖書のみ、信仰のみということで一致して福音宣教に励んでいくなら、神様は必ず祝福をしてくださいます。祝福をお祈りしましょう。