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コラム 牧師の書斎から

2018年4月1日 澤村信蔵

イースターおめでとうございます。今日は、主イエスが、十字架にかかり、3日目によみがえってくださったことを記念するイースターです。クリスマスをお祝いしないクリスチャンはいます。実は、私たちの前身であるかつてのホーリネス教会は、クリスマスを祝いませんでした。一つには、12月25日というのが聖書的根拠がないからであり、ヨーロッパの異教的な祭りに置き換えられて定められたからです。でも、イースターをお祝いしないクリスチャンは、クリスチャンではありません。なぜなら、私たちの救いは、この復活の出来事を抜きにすることができないからです。主イエスは、私たちの罪を背負い、身代わりとなって死んでくださいました。でも、別の見方をするならば、死刑に定められただけの愚かな人でしかないわけです。しかし、イエス様の十字架はそこで終わらないのです。3日目によみがえられた!!死んで終わりではなく、よみがえってくださった。私たちの最後の敵である死にも勝利をされた。そのことを高らかに宣言してくださったのがイースターです。そして、主イエスがなしてくださった贖いのわざが完了したという証であり、また神様からの明確な承認でもあるのです。もし、このイースターがなかったら、私たちの信じていることはむなしいことです。そして、今日は、召天者記念礼拝でもありますが、先に召された人とまた再びお会いすることができるということは、単なる慰めでもなく、淡い希望でもありません。間違いのない真実です。その証拠は、初穂である主イエス・キリストがよみがえってくださったという事実です。そして、主イエスを信じるとき、私たちは主イエスと一つとされます。主イエスがよみがえってくださったから、主イエスと一つとされた私たちも、また先に召された人たちもよみがえることができるのです。今日もよみがえりの主をあがめましょう。