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コラム 牧師の書斎から

2018年7月15日 澤村信蔵

西日本を中心とする豪雨被害で、家屋被害が2万6千棟を超え、死者も200人を超えた被害が出ました。11府県にも及ぶ広範囲で、特別警報が出た6日から1週間が過ぎましたが、被害の全容把握自体もまだ途上です。平成に入って最大の豪富被害となりました。私たちもこのために何かできることはないかと思いますが、義援金を捧げていきたいと思いますのでご協力をよろしくお願いします。また、皆さんのご家族やお知り合いの方で被害にあわれた方がおられましたらまたお知らせください。祈り、できることをさせていただきたいと思っています。
 5日自民党の安倍首相を始め多くの方々パーティを行っていたことで非難を受けています。実際、5日夜の時点では、被害が起こりうることは想定されても、これほどの被害が出ることが想定できなかったために致し方ないとは思います。分かっていても、実際にその時になってみないと行動はできないのかもしれません。だからこそ、主は、私たちに目を覚ますようにと言われています。マタイ25章1~13節には、10人の花嫁を出迎える娘の話が記されています。5人の愚かな娘は、ちょど花婿が帰ってきた時に、気づいたら、油が断つ状態になっていたのです。まさに油断していたのです。買いに行っても間に合いませんでした。まさか今・・これが油断です。私たちも主のおいでを待ち望んでいますが、その日その時がいつであるかはわかりませんと聖書は語っています。だからいつ来てもいいように、油断することなく、今日も備えをしておきましょう。特に聖霊の油を断つことなく。