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コラム 牧師の書斎から

2018年11月11日 澤村信蔵

先日、ある方と話をしました。その方は、クリスチャンで成増教会のメンバーではないのですが、個人的にかかわりを持っている方です。いろいろと話をする中で、自分は、前世や来世を信じるということを話されました。その時、え?っと思いました。その方は、聖書を信じるとともに、ほかのことも信じておられるのでしょう。でも、それは、聖書の価値観、生き方とは相いれないからです。私たちの神は、「初めに、神が天と地を創造した。」とこの世界にはじまりがあることを明確に語ります。はじまりがあるということは、終わりもあります。黙示録には、新しい天新しい地(新天新地)と呼ばれるこの世界の終わり、永遠の世界のはじまりも記されています。この世界は、神のご計画の中で、初めから終わりに向かって一直線に進んでいるのです。それと同じように、私たちの人生も、ただ一度きりです。エペソ人への手紙を読むと、私たちの選びは、世界の基の置かれる前から予定されていて、私たちを主イエスによって、神の子にし、永遠にキリストとともに住むということまで定められているのです。私たちの人生も、スタートからゴールへと進んでいるのです。それもただ一度だけです。人生が、ただ一度だからこそ、今与えられた人生をどう生きるか、そのことが重要となってくるのです。この地上においても、また新しい新天新地にあっても、神とともに住むという生き方を選ぶか、それとも神から離れて、神とともに歩まない生き方をするのか。私たちはこの地上で生きている間に、どちらかを選ばなければならないのです。その中間はないのです。たった一度の人生、あなたはどちらを選びますか。