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コラム 牧師の書斎から

2018年12月16日 澤村信蔵

来週はクリスマスを迎えます。クリスマスには、いろいろな飾りがあります。その意味を知っておくのもいいかもしれません。ツリーの一番上の星は、ベツレヘムの星と言われ、イエス様が生まれたときにお祝いに来た博士たちを導いた星をイメージしています。キャンディー・ケーンは、最初にお祝いに来た羊飼いの杖を意味します。ベルは、救い主の誕生の知らせを告げる喜びや祝福を意味します。ツリーがもみの木など常緑樹で飾られるのは、強い生命力や永遠を意味します。ひいらぎのリースは、その葉のとげがキリストのいばらの冠を連想させるものです。アドベントキャンドルは、クリスマスまでの4週間の日曜日に一本ずつ灯す火を増やしていき、クリスマスを待ち望むということと、主イエスがこの世の光として来てくださったことを意味します。キリストの誕生をどのようにして迎えようかと、いろいろな意味を込めて飾られているのです。そしてこの日本でも、そこら中に、クリスマスの装いを見ることが出来ます。書店にもクリスマス関連の本もあふれています。サンタクロースやトナカイなどいろんなものや人が主人公になっています。でも、残念なことに、イエス・キリストが主人公の本はほとんどありませんでした。わずか数冊だけなのです。ツリーやリースは見ますが、そこに肝心の主イエスはおられないのです。私たちがこの年もクリスマスに集会を行うのは、まだ主イエスを知らない、本当のクリスマスの喜びを知らない方々にまことの光を伝えるためです。来週のクリスマス礼拝・祝会、そして24日のクリスマス集会に多くの方々をお誘いしましょう。