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コラム 牧師の書斎から

2018年12月23日 澤村信蔵

メリークリスマス!!クリスマスおめでとうございます。クリスマスは、主イエス・キリスト神のひとり子が私たちのためにみどり子としてお生まれになったことをお祝いする日です。北海道では、11月の末から少し鬱気味になる人がいました。雪に埋もれたながーい冬が続くからです。でも、2月を過ぎて、最高気温が0度を超えるようになると不思議な会話がなされます。「今日はあたたかいね」って。一年目、この人たちは何を言っているだろうと思いました。でも、2年目になるとなんとなく意味を体感できるようになってきました。0度を超えると、雪が少しずつ解け始め、春の訪れを感じるからです。ほんのわずかな兆しも見逃さないのです。クリスマスの時期は、太陽の照る時間が一番短い時です。でも、このクリスマスを境に、日が少しずつ少しずつ伸びていきます。私たちが生きているこの世界は、決して光が煌々と照っている世界ではありません。やみが未だにあります。でも、主イエスがお生まれになった時から、そのやみに光がともされたのです。そして、主イエスを信じる人がこの世界をより良いものへと変えてきました。それは私たちの心の中も同じです。主イエスを受け入れたその瞬間から、ぽっと光がともります。わずかな光のように思えても、確かな光がそこにはあるのです。私たちのうちにも主イエスといういのちの光が与えられていることを心から感謝しお祝いしましょう。そして、この光を多くの人にお伝えしましょう。明日のクリスマス・イブも教会で主を賛美しましょう!