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コラム 牧師の書斎から

2019年10月20日 澤村信蔵

「蒔く人に種と食べるパンを備えてくださる方は、あなたがたにも蒔く種を備え、それをふやし、あなたがたの義の実を増し加えてくださいます。あなたがたは、あらゆる点で豊かになって、惜しみなく与えるようになり、それが私たちを通して、神への感謝を生み出すのです。」Ⅱコリント9章10~11節

 台風19号の影響で多くの地域で被害が起こりました。兄弟団の教会でも、宇都宮境界は風でトタンがはがれました。いわき市にある四倉教会は、浄水場自体が被害を受けて、今も断水が続いています。今月中は断水が続いたままとのことです。ひとまず火曜に教会で保存していた水を全部届けてきました。また、教団以外でも、たくさんの教会が浸水被害が報告されています。木曜時間には、浸水被害を受けたホーリネス教団栃木教会に行ってきました。まだ教会も完全復旧しているわけではありませんが、そこで、近隣の方々の箪笥などの大物家具をごみの一時保管所に運ぶお手伝いをしてきました。また、川越キングスガーデンはニュースでも取り上げられましたが、一階が全部浸かってしまう被害を受けま した。今ボランティアを募集されています。こういう中で私たちは何ができるのでしょうか?神様は、私たちに、惜しみなく与える力をいつも与えてくださっています。むしろ与えれば与えるほど祝福してくださるのです。蒔く種だけでなく、食べるパンを備えてくださると主は言われるのです。私たちもこの災害のためにできることをさせていただきましょう。