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コラム 牧師の書斎から

2019年11月3日 澤村信蔵

 今日は宮崎伝道所で礼拝メッセージをしています。また、熊本で九州教区の聖会で2回のご奉仕をします。ぜひお祈りください。ということで、池本修養生がメッセージをします。メッセージに期待しましょう。今日の箇所は、エステル記です。エステル記というのは、痛快な神の民の大逆転勝利が記されている書です。ぜひこれを機会に読んでみてください。エステル記でハマンが行おうとしたことは、ユダヤ民族を憎む人たちによるユダヤ人の大虐殺です。でも、その結果何が起きたのでしょうか。逆に、ユダヤ民族を憎む人たちが殺さるのです。実は、歴史の中で、神の民を絶滅させて、神の計画を失敗に終わらそうとする試みは何度かありますが、それは見事に相手にしっぺ返しにように帰っていきます。例えば、エジプトのパロは、当時奴隷であったユダヤ人たちの子ども(男子)を全員殺そうとしました。その結果、起きたのは、エジプトの男子の初子はみな死ぬという出来事です(10番目の奇跡)。近代でもありました。ドイツ帝国がユダヤ人にしたこと、それは隔離政策です。ゲットーという塀の中で囲んだ場所に閉じ込めて、その人たちを虐殺していくという方法でした。その結果、首都ベルリンには壁が出来、東と西の行き来が出来なくなったのです。首都が隔離されたのです。神の計画を邪魔をしようとするものは、同じ方法で報いを受けるのです。本当に不思議です。でも、神の計画は、何があっても実現するのです。そして、神の民は神ご自身が何としてでも守ってくださるのです