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コラム 牧師の書斎から

2019年11月24日 澤村信蔵

 昨日大掃除を行いました。礼拝堂のワックスがけなど、普段は出来ないところを中心に行いました。いつも使っている会堂ですが、きれいになると何か嬉しく思います。そして、私たちにとって大切な季節、クリスマスを迎える準備をしていくのです。今年は、12月1日から始まりますが、アドベント(待降節)の時は、主イエスを待ち望む時です。主イエスをお迎えする準備はいろいろありますが、大切な一つのことは、心の大掃除です。と言っても、私たちが自分で自分の心をきれいにすることは出来ません。中には、自分でしようと思って、どうしたらいいかと途方にくれている方もいるかもしれませんね。ちょうどゴミ屋敷の人みたいですね。掃除をしないといけないことはわかっている。でも、どこから手をつけたらいいかわからない。そしてさらに積みあがってしまう。解決方法は、自分ではなく、行政や誰かの手を借りることです。そうしないと自分ではできないと認めることです。私たちが出来ることも同じです。主イエスが十字架について成し遂げてくださった救いのわざを心から感謝して、一つ一つ心のドアを開けていくことだけです。この領域も、あの領域も私には解決できないと認め、神様に入っていただくことによって、神様が十字架の血潮によってきよめてくださるのです。まだ明け渡していない心の領域があるなら、その部分も神様に委ねてみませんか?神様はあなたのことをきよめてくださいます。