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コラム 牧師の書斎から

2020年7月5日 澤村信蔵

「神から生まれた者はみな、世に勝つからです。私たちの信仰、これこそ、世に打ち勝った信仰です。世に勝つ者とはだれでしょう、イエスを神の御子と信じる者ではありませんか。」(1ヨハネ5章5節)
 先日、「赦しのちから」という映画を見に行きました。いろいろなキリスト教の映画がありましたが、私が見た中で一番まっすぐに福音を語っていた映画でした。クリスチャンが見ても感動しますが、願いとしては、まだイエス様を受け入れていない人と一緒に見ていただいて、イエス様を受け入れる機会にしていただけたらと思う映画です。今週途中までは渋谷で上映されるようですが、もしご興味のある方はぜひ行っていただけばと思います。上映中なので、詳しい内容は書けませんが、その中で、私自身がキーワードだと感じたのが、今日のメッセージ題でもありますが、「あなたは誰か」という問いです。自分が何者か問われた時、仕事や、家族や、様々な関係性の中で、自分と言うものを答えるでしょう。でも、本当にそれが答えなのでしょうか?あなたにとって、最も大切な関係は、何ですか?映画の中では、何度も問われる中で、やっとのことで答えにたどり着きます。主イエスとの関係だと。でも、その答えが最初に出てこないというのは、普段そのことを意識していないという証拠なのです。でも、イエス様との関係性を意識すると、見えていた景色が変わっていきます。そして、その一人の人が変化すると、周りも変わっていくのです。
 あなたは誰か・・私たちは、神から生まれた者であり、イエスを神の御子と信じる者です。そして、神の子であり、神の祝福を受けて、この世に勝つ者なのです。