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コラム 牧師の書斎から

2020年12月20日 澤村信蔵

「この方にいのちがあった。このいのちは人の光であった。光は闇の中に輝いている。闇はこれに打ち勝たなかった。」(ヨハネ1章4~5節)
メリークリスマス!!主のご降誕を心からお祝いいたします。一年振り返ってみても、コロナに振り回された一年でしたね。特に、非常事態宣言も発出され、イースター礼拝からしばらくの時、ともに集まって礼拝をささげることができませんでした。また今、このクリスマスを前にして、急激に感染者が増えてきています。なにかサタンが必死となって、邪魔をしているかのように感じてしまいます。そして、私たちの心も何かずっと暗闇の中に追いやられているかのように感じてしまいます。でも、私たちには、希望があります。光があります。それは、このクリスマス、イエス様が私たちのために与えられたからです。クリスマスは、一年で一番夜が長い季節です。実際に、イエス様がお生まれになった季節は、いつかわかりませんが、この季節にクリスマスをお祝いするのは、とても意義があると思います。それは、夜が長いこの季節と同じように、闇が深ければ深いほど、光は輝くからです。そして、間違いのないことは、闇は、光に打ち勝てないということです。私たちが今どんな悩みの中にあっても、どんな心配事を抱えていても、イエス・キリストというまことの光は、そのすべての闇に打ち勝ってくださるお方です。一挙に吹き飛ばない問題もあるでしょう。でも、これから一日一日と日が伸びていくように、私たちも主イエスとともにあるならば必ず光が闇に勝利していくのです。