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コラム 牧師の書斎から

2021年12月12日 澤村信蔵

 「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世を愛された。それは御子を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」(ヨハネ3章16節)

 いよいよクリスマスが近づいてきましたね。クリスマスといえば、プレゼントを贈ったりしますが、どうしでしょうか。最初のクリスマスのお祝いのために、東方の博士たちが、黄金=「イエス様は王です」、乳香=「イエス様は神です」、没薬=「イエス様は死ぬためにお生まれになった」ということを象徴する高価なプレゼントを、イエス様の誕生に際して持ってきましたことに由来するとも言われます。でも、私たちへの最高のプレゼントはイエス様ご自身です。イエスとは「主は救いです」という意味です。この世に完全な人はいません。間違いを犯したり、人を傷つけてしまったりします。そういう私たちを救うために、イエス様が私たちのために生まれてくださったのです。そして、最後には、私たちの罪や過ちを全部背負い、十字架で死んで、そして3日目によみがえって死にも勝利してくださいました。このお方を信じるとき、私たちの罪は赦され、永遠のいのちを与えられるのです。クリスマスは、神様からあなたへのこの最高のプレゼントであるイエス様が贈られたことを記念する日です。でも、プレゼントの大切なことは、受け取らないと自分のものにはならないということです。ぜひ、このクリスマスプレゼント、イエス様を受け取ってください。そして、この最高のプレゼントを私たちも誰かにお渡しするときとさせていただきましょう。