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コラム 牧師の書斎から

2022年3月27日 澤村信蔵

「そのようにして、神の日が来るのを待ち望み、到来を早めなければなりません。その日の到来によって、天は燃え崩れ、天の万象は焼け溶けてしまいます。」(Ⅱペテロ3章12節)

 昨日は、聖書を学ぶ会ペテロの手紙第二を一緒に読みました。この手紙は、大きく3つのことが書かれています。1章はクリスチャンの信仰が成長していくことの大切さが書かれています。私たちは神様の素晴らしい約束を与えられている者として、イエス様の似姿になるまで、成長していくために精一杯歩んでいくのです。2章は、偽教師に対する警告です。今の時代、特にコロナ下になって、インターネットを通して多くのメッセージを聞くようになりました。すばらしい先生方のメッセージが毎週聞けます。でも、同時に、中には異端と呼ばれる偽教師も混じっています。見極める鍵は、主であるイエス様どう言っているか、否定していないか(1)です。イエス様をどう言っているのかを中心にメッセージを聞くと、異端にも気づくことが出来ますし、良いメッセージからもさらに良いものを受けることが出来ます。最後に書かれているのは、再臨についてです。今はまさに終わりの世です。私たちは、この終末を正しく待ち望む必要があります。第一に聖い生き方をすることです(3:11)それは、悪いことをしないとか、良いことをするということではありません。聖いお方につながって生きるということです。どの瞬間もイエス様から目を離さないで生きていくのです。そして、もう一つが、福音を伝えることです。悔い改める人が一人でも起こるように(9)と神様は忍耐しておられるのです。すべての人に福音が伝えられることこそ、神の国の到来を早める唯一の手段です。私たちは今日も福音を伝えていきましょう。