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コラム 牧師の書斎から

2022年8月21日 澤村信蔵

 しっかりした妻をだれが見つけられるだろう。彼女の値打ちは真珠よりもはるかに尊い。・・・麗しさは偽り。美しさは空しい。しかし、主を恐れる女はほめたたえられる。」(箴言31章10、30節)

 先日、祈祷会で箴言31章まで全部終わりました。その最後にあるのが、10節から31節までのしっかりした妻を得ることのすばらしさを語る詩です。このところは一節ずつが、ヘブル語のアルファベット順に並んでいます。覚えやすく、記憶すべき文章となっているのでしょう。ぜひ読んでみてください。ただ、この妻像を自分と比較して、つまづく必要はありません。大切なのは、「麗しさは偽り。美しさは空しい。しかし、主を恐れる女はほめたたえられる。」(30節)ここですね。この女性が素晴らしいのは、外見の美しさ以上に、内面の美しさがあることです。知恵があり、勤勉であり、愛があります。でも、それ以上に素晴らしいのは、主を恐れているということです。そして、ここを読んでいて気づかされたことがあります。それは、私たちの偉大な王であるイエス様が選んだ妻が私たち一人ひとりだということです。いくらでも良い妻を選べたと思います。最初の弟子も、また私たちも失敗だらけです。でも、主は選ばれたのです。主の選びに間違いがあるでしょうか。そんなわけはありません。少なくとも主は私たちにすごい可能性を見ておられるのです。だからこそ、私たちはまず何よりも主を恐れる者となりましょう。そして、主の花嫁として整えられて行きましょう。