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コラム 牧師の書斎から

2022年10月2日 澤村信蔵

五羽の雀が、二アサリオンで売られているではありませんか。そんな雀の一羽でも、神の御前で忘れられてはいません。それどころか、あなたがたの髪の毛さえも、すべて数えられています。恐れることはありません。あなたがたは、多くの雀よりも価値があるのです。 (ルカ12章6~7節)

 神様は、この世界の全てを創造されました。だからその被造物一つ一つを愛しておられます。ここにあるように、雀の一羽でさえ覚えておられるのです。すごいですね。そして、。雀一匹さえ覚えておられるお方は、私たちの事を髪の毛の一本に至るまでご存知です。自分の髪の毛がどれだけ抜けたかは気になることはありますが、髪の毛の本数を一本一本まで数えている人はほぼいないでしょう。でも、神様は、そこまで関心と愛をもって見ていてくださるのです。神の前に私たちのことで忘れてられていることはないのです。たまに、先生にこんなことまで話してもと言われる方がいます。自分の身に起きたたわいもない出来事だから、そんなことは相談しなくて、自分でやるべきだと思っておられるのでしょうね。実際には、たわいもないことなんて一つもなく、一つ一つが大切な出来事だと思っています。そして、神様は、それこそどんな小さい事でもあなたに関心をもっておられる方です。だから本当にどんなことでも主に相談していいのです。むしろ、その祈りを待っておられます。なぜなら神の前には、あなたはそれだけ価値があるからです。今日自分がいかに神の前に価値があることを覚えましょう。そして、今日も主の前にどんな小さいことでも祈りましょう。