ここからコンテンツ

コラム 牧師の書斎から

2022年12月11日 澤村信蔵

「見よ、わたしは戸の外に立ってたたいている。だれでも、わたしの声を聞いて戸を開けるなら、わたしはその人のところに入って彼とともに食事をし、彼もわたしとともに食事をする。勝利を得る者を、わたしとともにわたしの座に着かせる。それは、わたしが勝利を得て、わたしの父とともに父の御座に着いたのと同じである。」(黙示録3章20~21節)

 今、中高生とともに黙示録を読んでます。黙示録2章~3章には、7つの教会への励ましと叱責のことばが書かれています。7つの教会は、当時実際に存在した教会であるとともに、歴史の中で登場するすべての教会を現わすと言われています。今もそうですが、教会には、いろんな教会があって、ほめられるだけの教会や、責められるだけの教会も出てきます。でも、この7つの教会すべてに語られている言葉は、勝利を得る者はという言葉です。どんな教会であっても、勝利を得る者が存在するのです。というか、イエス様を信じる私たちは、どんな状況の中にあっても、勝利を得る者となるのです。私たちが得るものは、①いのちの木の実を食べることを許される。②第二の死の害を決して受けない。③隠されているマナを与えられる。新しい名が記された白い石を与えられる。④諸国の民を支配する権威が与えられる。⑤白い衣を着せられる。その者の名をいのちの書から決して消されない。⑥新しいエルサレムの名と、イエス様の新しい名とを書き記される。⑦イエス様の座に着く。こんなにすばらしい勝利を得る者とされていることを心から感謝しましょう。