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コラム 牧師の書斎から

2022年12月18日 澤村信蔵

すべての人を照らすそのまことの光が、世に来ようとしていた。(ヨハネ1章9節)

 いよいよ今日は、4つのキャンドルに火がともります。来週はクリスマス礼拝です。クリスマスというとプレゼントを思い浮かべる人も多いですね。クリスマスは、イエス・キリストの誕生を記念する日ですが、まさにイエス様こそがまことの光であり神様から私たちへの最高のプレゼントなのです。神様は、あまりにも偉大で私たちの理解を超えた存在です。でも、私たちを愛してくださる神様は、人間にわかる方法でご自分を示してくださったのです。それが、神であるお方が、人となって来て下さるという方法でした。イエス様、大工の息子として飼い葉おけの中に生まれてくださいました。その誕生を最初に祝ったのは、貧しい羊飼いたちでした。その後、30歳になった時、弟子たちと共に神の国について人々に説き始めます。いつも貧しい人や病人、罪人とされたいた人々と共に過ごしました。そして、最後は十字架にかかって死んでくだいました。しかし、三日後に復活して、その教えが真実であることを証しされたのです。その生涯は光り輝くものではなく、むしろ私たち人間の苦しみや悲しみをも体験してくださるものでした。イエス様はあらゆる苦しみを体験したからこそ、私たちの気持ちを理解してくださるのです。そういう神だからこそ私たちの人生に光を与え、正しく、幸いな道へと導いてくださることが出来るのです。このクリスマスの時、心の扉を開いて、神様からのプレゼントであるイエス様を心の中にお迎えしようではありませんか。