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コラム 牧師の書斎から

2023年2月26日 澤村信蔵

 モーセが手を高く上げているときは、イスラエルが優勢になり、手を下ろすとアマレクが優勢になった。(出エジプト17章11節)

昨日の聖書を学ぶ会は、出エジプト記でした。何より素晴らしいのは、十字架の救いの型となる過ぎ越しの奇跡、鴨居と門柱に血を塗られただけで過ぎ越されたように、主イエスを信じるだけで、救われるのです。その他にも、様々な学びがありました。その中で、もう一度教えられたのは、祈りの力の素晴らしさです。アマレクと戦う時、ヨシュアを筆頭に男たちが戦ったのですが、モーセが祈りの手を上げていると、イスラエルは優勢に、手を下ろすと逆にアマレクが優勢になるのです。勝敗のカギを握っていたのは、モーセの祈りでした。祈りの武器によって勝利したのです。祈りは今日も聞かれるのです。先日、私の伯母がコロナによる肺炎になりました。自宅療養中に、酸素濃度が90%になっても、入院がかなわず、酸素ステーションに行き、それからやっとのことで入院になりました。その時はもう肺が真っ白でこんなに悪いのは見たことがないというくらいで、治る見込みはほぼ無いと言われました。でも、神様に希望を置いて、皆で祈り続けました。その後、不思議なように回復し、今は酸素を吸わなくてもいい状況になりました。クリスチャンでない医者もその結果に驚き、神様がされたとしか思えないですねと言わざるを得ない状況でした。まさに神の御業がそこに起きたのです。祈りに応えてくださる主は今日も生きておられます。私たちは、今日も祈りと言う最高の武器が与えられているのです。神の恵みと祝福をいただくためにも、今日も様々なことを神の前に祈っていきましょう。