コラム 牧師の書斎から
2024年3月10日 澤村信蔵
イエスは彼女に言われた。「わたしはよみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は死んでも生きるのです。また、生きていてわたしを信じる者はみな、永遠に決して死ぬことがありません。あなたは、このことを信じますか。」(ヨハネ11章25~26節)
先週火曜日、坂本喜子姉の葬儀を成増教会で執り行いました。彼女が愛してやまなかったこの成増教会から、神の家族で送り出すことができました。坂本姉は、お身内がすでに皆召されているので、後のことは私と成川兄に託していきました。生前出来ることは、ある程度やっていたのですが、それでも一人の人がこの地上を去っていくということで、なすべき手続きの大変さを覚えてました。特に、全く身内がいないからこその大変さはありました。そういう意味で、自分自身もまだ先とは思わないで、妻や子供たちはいますが、死への備えをしておこうと思わされました。
でも、私たちにとって何よりも大切な死への備えは、天国への備えです。この地上を離れた後には、様々な行政上の手続きなどが必要ですが、天国へ入るための備えは、ただ一つです。それは、主イエスを信じ、受け入れるというだけです。それさえあれば、神の元へ行けるのです。でも、それは生きている間にしなければなりません。後になったら、もうどうすることも出来ません。私たちは、この地上にいつまで生かされているか、それは誰も分かりません。だからこそ、今日、主イエスを信じて受け入れ、備えをしましょう。