コラム 牧師の書斎から
2024年5月19日 澤村信蔵
『神は言われる。終わりの日に、わたしの霊をすべての人に注ぐ。すると、あなたがたの息子や娘は預言し、青年は幻を見、老人は夢を見る。その日、わたしのしもべにも、はしためにも、わたしの霊を注ぐ。すると、彼らは預言する。』(使徒2章18節)
今日は、ペンテコステです。ペンテコステは、クリスマス(イエス様の誕生)、イースター(イエス様の十字架と復活)とともに、大切な日です。ペンテコステは、イエス様の復活からちょうど50日目に起こりました。弟子たちが祈っている時に、聖霊が炎のような分かれた舌として現れて、ひとりひとりの上にとどまりました。そして、みなが聖霊に満たされて、御霊が話させてくださるとおりに、神のことば、福音を語ったのです。この時から、教会ははじまったので、教会の誕生日とも言われます。この時から大きく変わったことがあります。それは、イエスを信じるすべての人に聖霊が注がれるようになったということです。だから、私たちもイエス様を信じた時から聖霊が私たちのうちにいて下さいます。これは旧約時代には考えられないことでした。聖霊は、ある特定の人に、特定の時だけ与えられるものでした。でも、その時が終わると、離れて行くこともありました。でも、今は、すべての人、あなたにも私にも、いつも変わらず与えられているのです。今日も聖霊様がうちにいてくださることを心から感謝しましょう。そして、聖霊がともにいて下さるというだけにとどまらず、聖霊に満たされるよう求めていきましょう。