コラム 牧師の書斎から
2024年6月9日 澤村信蔵
あなたの指のわざであるあなたの天 あなたが整えられた月や星を見るに 人とは何ものなのでしょう。あなたが心に留められるとは。人の子とはいったい何ものなのでしょう。あなたが顧みてくださるとは。(詩篇8篇3~4節)
皆さんは最近星空を見上げることがありますか?先日、会議に行った時に、オプションで星を見ましょうということをされていたので、そこには参加しませんでしたがせっかくなので空を見上げたら、沢山の星が見えました。沢山の星の一つ一つをも神様は造られたんだと思うと、神様ってすごいなと感動しました。この星々も神様が整えられたのです。しかも、今私たちに届いている光は、500年~1500年くらい前に光った光です。そうやって今私たちが見ることができるようにと神様が整えて下さったのです。
そして、驚くことにこんな素晴らしい神様が、私たち一人ひとりを心に留めておられる、顧みておられるということです。つまり、私たちを創造してくださった神様は、あなたのことを愛して覚えて、注目して見ておられるということです。私たちはそのことを知っているでしょうか。私たちは、自分を見た時に、自分の弱さや足りなさを感じることがあります。自分なんてと思うこともあるかも知れません。でも、それは、あくまでも自分の目、また周りの人の目です。でも、神様が私たちを見ている目は違います。私たちが知るべきは、その神様の目です。「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している」(イザヤ43章4節)神の愛のまなざしが注がれている尊い存在であるお互いであることを忘れないようにしましょう。