コラム 牧師の書斎から
2024年7月7日 澤村信蔵
あなたの道を主にゆだねよ。主に信頼せよ。主が成し遂げてくださる。(詩篇37篇5節)
今日は、都知事選挙投票日です。誰が選ばれるかわかりませんが、最善の方が選ばれるように祈りましょう。でも、日本の選挙って不思議なものだなあと思います。公約は語られますが、その公約が守られたかどうかはきちんと検証されないのです。それは、都知事選に限らずです。多くの人は、どうせ無理だろうと公約が守られることに本気で期待しないで投票しています。ある意味では、白紙委任をしたような感じですね。でも、本当にそれでいいのでしょうか?誰が選ばれるかによって、私たちの生活が変わるのです。祈りつつ投票をするとともに、実際に公約が成し遂げられているかしっかりとその後も見ていきたいと思います。
でも、もっと大切なのは、自分の人生を誰に委ねるかです。私たちの大切な人生を何も考えずに白紙委任してはいけないのです。私たちが委ねるのは、万物を無から創造された全能の神です。なんでもできるお方です。それとともに、私たちを愛して、ご自分の御子をさえも与えて下さる愛なる神です。言うだけでなく、実際に、御子イエス・キリストが私たちの罪を全て背負い、十字架にかかって死んでくださり、愛を行ってくださいました。そして、よみがえり今も生きて私たちを守り支えてくださるのです。この愛を行ってくださったお方は、どこを見渡しても他にはいないのです。このお方は、必ず約束を守ってくださるお方です。だからこそ、私たちは、自分の人生を委ねていくのです。そうすれば、主があなたの道を成し遂げて下さるのです。