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コラム 牧師の書斎から

2024年8月4日 澤村信蔵

 この恵みのゆえに、あなたがたは信仰によって救われたのです。それはあなたがたから出たことではなく、神の賜物です。行いによるのではありません。だれも誇ることのないためです。(エペソ2章8~9節

 今、オリンピックが開催されています。審判の裁定が結構話題になっていますね。特に、柔道では、沢山の疑問の判定がありました。バスケットボールでも触っていないのにファールをとられて結果的に負けてしまいました。審判の一つの判定により、勝ち負けが大きく左右されてしまいます。そういう意味で、いつも正しい判断をしてほしいと願います。br />
 オリンピックの勝ち負けも大きなものですがもっと大きな勝ち負けがあります。それは、人生の勝ち負けです。私たちの人生も、最後に審判を受けて、神の評価を受けます。私たちの審判は神です。そこには、二つの道しかありません。永遠の救いか、永遠の滅びかです。神の判断基準は、明確で確かで変わりません。それは、行いと信仰です。一つは、行いによって裁かれます。神の定めた行いをすべて守ったかどうかです。義人はいないとあるように律法による基準をクリアした人はいないと聖書は語っています。こちらの基準をクリアするのはほぼ不可能です。もう一つの基準は、信仰です。イエス・キリストを信じるだけで、そのすべての罪を赦し、救って下さるのです。すべての罪が赦されているから、二度と罪に定められることがないのです。行いではクリアできない私たちに、恵みのゆえに、信仰によって救われる道を開いてくださったのです。ぜひ、今日この主イエスを信じて下さい。