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コラム 牧師の書斎から

2024年9月1日 澤村信蔵

 兄弟たち。あなたがたについて、私たちはいつも神に感謝しなければなりません。それは当然のことです。あなたがたの信仰が大いに成長し、あなたがたすべての間で、一人ひとりの互いに対する愛が増し加わっているからです。ですから私たち自身、神の諸教会の間であなたがたを誇りに思っています。あなたがたはあらゆる迫害と苦難に耐えながら、忍耐と信仰を保っています。」(Ⅱテサロニケ1章3~4節)

 先週、デボーションでⅡテサロニケを読みました。その中に私たちが見習うべき教会の姿がありました。パウロは、テサロニケの教会の姿を見て、いつも感謝していました。それは、彼らの信仰が目に見えて成長し、彼らの間で、相互の愛が増し加わり、すべての迫害と苦難に耐えながら、忍耐と信仰とを保っていたからです。この信仰、愛、希望の三つはクリスチャンの特質であり、私たちも大切にしているものです。Ⅰコリント13章13節にも、「いつまでも残るものは信仰と希望と愛です。その中で一番すぐれているのは愛です。」とありますね。この信仰と希望と愛こそ、私たちが持っている良い性質であって、この三つのことがそろっていないと健全な信仰の歩みをすることができません。テサロニケのクリスチャンたちには、この三つとも備わっていたのです。まさに私たちの見本です。私たちはどうでしょうか?信仰は成長していますか?互いの愛は増し加わっていますか?どんな中にあっても忍耐して希望を持っていますか?今日も礼拝においてそのことを確認しましょう。そして、信仰と愛と希望に溢れる教会としていきましょう。