コラム 牧師の書斎から
衝突の中にある結びの帯の愛
2025年10月12日 澤村信蔵
「そして、これらすべての上に、愛を着けなさい。愛は結びの帯として完全です。キリストの平和が、あなたがたの心を支配するようにしなさい。そのために、あなたがたも召されて一つのからだとなったのです。また、感謝の心を持つ人になりなさい。」(コロサイ3章14~25節)
昨日、結婚式の司式を行いました。結婚する二人にとって、最も大切なことは、愛ですね。愛は、私たちを結び合わせる帯だからです。
でも、夫婦関係だけでなく、私たちが一番苦労するのは、最も身近な人間関係です。親子、兄弟、そして、同じ教会の神の家族もその中に入っているかも知れません。様々なすれ違いによって、私たちは、悩み苦しみます。
でも、私たちが忘れてはならないこと・・それは、結びの帯としての愛があるからこそ、ほんの小さい事でも衝突したり、痛みがあるということです。全くの他人で、どうでもいい人の言葉には私たちはそうは傷つきません。でも、それが愛する人だからこそ、傷を受けるのです。そのことを、ぜひ思い出してください。この人と私の間にはまだ、愛があるということです。そして、その人と離れられない、一つとなろうとしているからこそ、悩み苦しんでいるのだということを。もしその愛に気づきさえすれば、二人の関係が終わりになるのではなく、回復して、やり直すという方向にいくのではないでしょうか?壊れそうな関係性の中にも結びの帯としての愛の関係があることにぜひ目を留めていきましょう。



