コラム 牧師の書斎から
滅びゆく人を思い泣いたミカに倣う
2026年1月25日 澤村信蔵
このゆえに、私は嘆き、泣き叫び、裸足で、裸で歩く。私はジャッカルのように嘆き、だちょうのように悲しみ泣く。(ミカ書1章8節)
昨日は、聖書を学ぶ会でミカ書を読みました。ミカは、ユダの王ヨタム、アハブ、ゼカリヤの時代、イザヤと同時期に活躍した預言者です。その時代に、北イスラエルはアッシリアによって滅ぼされました。そして、南ユダもアッシリアに滅ぼされそうになりました。神の助けによって危機を逃れましたが、その後も悔い改めをしない南ユダは、最終的にバビロンによって滅ぼされます。ミカはこの幻を神から与えられ神の裁きを預言しました。でも、ミカはそのことを語るだけでなく、まだ起きていないその裁きの結果の悲惨さを覚えて、彼は嘆き、泣き叫び、裸足で、裸で歩くのです。もうなりふり構うことなく悲しみを現さずにはおれなかったのです。
このミカの姿は、考えさせられました。必ず実現する神のことばを語るだけでなく、そのことが起きることを覚えて泣くのです。私たちはどうでしょう?神を拒絶している人が最後にたどり着くところを知っています。今私たちは、世の終わりの時代であり、いつ主のおいでがあるかわからない時代に生きています。なのに、滅び行く人たちのことを思い、どれだけ痛みを覚えているでしょうか?嘆き泣いているでしょうか?神のことばは必ず実現します。そこに例外はありません。私たちもミカを見習う者となりましょう。この痛みを知るからこそ、もっと積極的に福音を伝えていきましょう。



