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コラム 牧師の書斎から

福音を語れるのは今しかない

2026年2月8日 澤村信蔵

 それから、霊が私のうちに入り、私を自分の足で立たせた。主は私に語りかけられた。「行って、あなたの家に閉じこもっていなさい。人の子よ。今に人々があなたに縄をかけて縛るので、あなたは彼らのところに出て行けなくなる。」(エゼキエル書3章24~25節)

 今、祈祷会でエゼキエル書を読んでいます。エゼキエルは、祭司でもあり、イザヤと同じ時代を生きた預言者です。1~3章は、エゼキエルの預言者としての召命です。最後に、不思議な命令が与えられます。それは、「あなたの家に閉じこもっていなさい」というものです。これからという時に、まず閉じこもるようにと言われます。それは、エゼキエルの今後を象徴するものです。いずれ出ていけなくなる時が来ることをまず教えるためです。語りたくても語れない、そんな時代がやってくる。だからこそ、今、必死に語るべきことを語れということを教えるためでした。これは、エゼキエルだけではありません。私たちも同じです。「見よ、今は恵みの時、今は救いの日です。」(Ⅱコリント6章2節)とありますが、今は自由に福音を語れる時代、そして、主イエスを信じるなら救われる時代です。でも、この時もいつか終わりを迎えます。個人で見ればいつか死が訪れます。語る人も、語られる人も両方です。そして、主の再臨もあります。あのノアの方舟が神によって閉められたように、もう引き戻せなくなる時がやってきます。福音を伝えることが出来るのは、今しかないのです。