コラム 牧師の書斎から
苦しみの時もともにいてくださる神
2026年5月10日 澤村信蔵
「彼がわたしを呼び求めれば わたしは彼に答える。わたしは苦しみのときに彼とともにいて 彼を救い彼に誉れを与える。わたしは彼をとこしえのいのちで満ち足らせ わたしの救いを彼に見せる。」 (詩篇91篇15、16節)
私たちの神さまは、呼び求めれば答えてくださるお方です。では、神さまはどのような返事をくださるのでしょうか。
神様の答えは3つあります。一つ目は「イエス」です。私たちが祈った通りに、神さまが答えて道を開いてくださるのです。二つ目は「待て」です。これは神さまに対する信頼を持ち続けることができるかというテストでもあります。祈り続ける時に神が道を開いてくださいます。三つ目は「ノー」です。神さまは道を閉ざされることもあります。
この詩篇の作者は様々な試練を通りました。「狩人の罠」(3節)にかけられそうになり、人の手には負えな「破滅をもたらす疫病」(6節)の苦しみにあいました。正体も原因もわからない「夜襲の恐怖」(5節)にも襲われました。
しかし神さまは、そのすべてに救いを与えてくださいました。それは、苦しみが取り去られたということではありません。神は、「苦しみの時に彼とともに」いてくださるのです。神を呼び求める者には、必ず神が「ともにいる」という平安があたえられます。そして、とこしえのいのちで満ち足らせてくださるのです。
なんという幸いでしょう。今日もともにいてくださる主に心を向け、神を呼び求めましょう。



