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コラム 牧師の書斎から

2009年12月13日 小平牧生師

いよいよクリスマスですね。愛されていることを喜び、また愛することを楽しみましょう。
全米でベストセラーになり、日本語でも出版されている「The Five Love Language」(Gary Chapman)という本に、愛する人に愛が伝わる5つの「愛の言葉」が紹介されていました。その五つとは、「ほめ言葉」「親密な時間の共有」「贈り物」「仕える行為」「肌と肌のふれあい」の五つです。みなさんは、どの言葉によってもっとも愛を感じますか。私自身は「ほめ言葉」ですね。妻のその一言がほしいためにがんばっているようなものです。この本の中に「トムソーヤの冒険」で有名なマーク・トウェインの言葉が引用されていますが、彼は「私は一言のほめ言葉で2ヶ月は陽気に暮らせる」と言っています。おそらく男性はみなそうです。ゴルファーのジャック・ニクラウスが長いスランプの中でフォームを崩していましたが、奥さんの「あなたのスイングはすてきよ」という一言で、彼が完全に回復した話は有名です。男とはそんなものです。
さて、神様は私たちに愛を伝えるために、この五つの言葉を全部用いておられるように思います。私に対して「おまえはすばらしいよ。おまえが大切だ」と繰り返し語って下さいます。私といつもすばらしい時間を共有して下さるのです。何よりもすばらしいイエス様というプレゼントを通して、愛を表して下さいました。それだけではなく、十字架にまで歩んで下さったのです。やさしい手で私の傷んだところに触れて下さるのです。私たちにも愛する言葉がたくさん与えられているのです。