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コラム 牧師の書斎から

2010年2月7日 澤村信蔵師

先日、ある方からDVDをお借りして見ました。この教会にも来られていた久保有政先生の「ユダヤと日本」メッセージが入っていました。内容は、多岐に渡るもので、日本にユダヤ人が渡って来ていたのではということを天狗や、祭りや、お宮などを通して説明しておられました。そして、最後に語られたのは、2014年~15年にかけて、ユダヤ教の祭り(過ぎ越しの祭りと仮庵の祭り)と日食や月食がぴったり重なるという現象が起こる特別な年だということでした。この年に何か変わったことが起きるのではということで締めくくられていました。実際、20世紀で同じように月食とユダヤの祭りがばっちりぶつかったのは2回だけで、19世紀や18世紀にはなかったそうです。20世紀にあった2回は、1948年イスラエル共和国の建国の年と、1967年 エルサレムを取り戻したイスラエルの6日間戦争がおきている。まさにイスラエルの歴史の中で特別なことが起きている。さて今度は何かということで、エルサレムに神殿が立つのではないかとも先生の私見として述べられていた。もしそうなれば、もう主の日は近いと!

非常に興味のそそられる内容でした。先生自身も断言されていないので、2014年に何かあると慌てる必要はないのだと思いますが、終わりの世って本当に近くなっているんだなと感じました。しかし、同時にその内容を見ていて、じゃあ私たちは今の時代にあってどう生きたらいいのだろうということを考えさせられました。

何か特別な備えをするのがいいのでしょうか?「明日、主がおいでになるとしたら、あなたは何をするでしょう?」皆さんはどう答えられますか?いろんなことが頭に思いうかぶかも知れません。でも、あるクリスチャンはこの質問に、「たとえそうなっても、今日と同じ様に過ごします。」と答えられたといいます。その時になって泥縄式に、何か特別な備えをするのではなく、今日という日が、主が私たちに与えてくださっている最後の日かも知れない。そのような思いで、一日一日を大切に過ごすことの方が私たちにとって重要なのではないでしょうか?

今日という日は今日しかありません。今日という日を大切に心から主に礼拝をささげましょう。