コラム 牧師の書斎から
2012年3月18日 澤村信蔵師
3月11日からアーサー先生の日本縦断十字架行進が始まりました。一日～40kmの行程を30kgの十字架を背負って歩むのです。沖縄の平和公園から、北海道の宗谷岬まで3000km以上の道のりです。改めて考えると、本当にすごいことですね。ブログに記されていたのですが、足の三里が腫れ上がってしまい、先が長いですので、数日間足をゆっくり休めてまたスタートされるとのことです。私自身も、自分自身の心のため、体のため、また魂のため、十字架行進に少しではありますが、同行させていただきたいと願っています。といっても体力には自信はないので、ご迷惑をかけないようにしたいと思っています。
でも、本当にすごいですよね。毎日、毎日積み重ねることによって、日本を縦断してしまうのです。そして、かつてそのことを成し遂げたという自信は、今のアーサー先生の力でもあるのだと思います。今回は60歳になられてということで、頑強な先生でも、さらなる困難があるかもしれませんが、先生のためにも日々覚えてお祈りしましょう。そして、私たちも出来ることをさせていただきましょう。先生を見ていると、日々の積み重ねがいかに大切であり、またいざという時の力になるのかと感じます。
私たちは、日本縦断は出来ませんが、私たちにも出来る日々の積み重ねがあります。それは、聖書を読むことと祈ることです。聖書を読むことなしに、生きることは出来ます。でも、聖書の御言葉に養われることなく、神の民として歩むことは出来ません。聖書を読んで、神から生きていくための力と指針を与えていただくのです。そして、神に応答して祈り日々を歩むのです。神にすがって生きていくには、聖書なしでは生きていけないのです。
そして、いざという時には、普段行ってきたことしか発揮できません。日々神にすがって生きていなくて、どうして、いざという時に神にすがれるでしょうか。私も一つの目標を立てました。アーサー先生の十字架行進に合わせて、その期間に、聖書を全巻読み切るのです。一日4章読めば一年で終わります。一日8章読めば、ちょうど終わるはずです。ぜひ皆さんも一緒に始めてみませんか？