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コラム 牧師の書斎から

2012年5月20日 澤村信蔵師

今日は臨時総会が行われます。すでに文書でご案内をさせていただいていますが、牧師館の今後についてご報告させていただき、皆さんのご理解とご協力をいただければと願っています。

ただ、実際に牧師館に移動するとなるとしなければならないことが出てきます。それは、掃除と整理です。まだ本格的には開始していないですが、少しずつ普段手がいき届かないところの掃除を開始しました。すると、見えないところや普段気がつかないところが結構汚れていることに気づきます。多分、これから、冷蔵庫やタンスなどそのままで移動させないものも動かしてみると裏にきっとゴミがたまっているんだろうなと思います。それらのことをするとなると結構これから引っ越しまで大変かも知れません。でも、本当に不思議ですが、汚れってどんなところにでも入り込んでいるのですね。

私たちの日ごろの歩みも同じかも知れません。きちんと掃除をしないと汚れがたまっていくのです。日常生活をする中で、私たちはどうしても罪という汚れを抜きにして生活することはできません。何かをしたという行為の罪は、すぐに気が付きますので、一つ一つ神様の前にもっていくことはそうは難しくないと思います。

でも、知らず知らずに入り込んでくるのは思いの罪です。で怒りを覚えたり、不平不満でつぶやりたり、恨みに思ったり、誰かをねたんだり…自分でも意識しない間に、そういう思いが芽生えているのです。そして、知らないうちに私たちの心に入り込み、たまっていくのです。そういう時には、やはり心の大掃除が必要です。大掃除をするときは隠れているところから、光の場に出さないといけません。すべて見えるようにすることによってきよって初めて掃除ができるのです。私たちの心も神のみことばという光に照らして点検してみましょう。そして、汚れがあったら、神によってきよめていただきましょう。主イエスの血は私たちのどんな汚れも罪もきよめてくださいます。