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コラム 牧師の書斎から

2013年10月6日 小平牧生師

礼拝に集える人はある意味で強い人ですが、集えない人も教会の一員です。時には何かの理由で傷ついてしまったり、問題の渦中にあって人のことまで考えられない人もいます。その人も教会の一員です。なぜなら私たちは神の家族だからです。どの家族でもそういう状況を経験することはあるはずです。そのように教会にはいろんな人がいますし、むしろ弱い人の存在やペースが大事にされなければなりません。しかし!、そのためにも!、しっかりと歩む人や、成長したリーダーとして高い意識をもって人々に仕えることができる人は必要です。

グローバル・リーダーズ・サミットという集まりを横浜と大阪で行なっています。各分野のリーダーの講演を映像で聴き、そこから学ぶための集まりです。伝道集会のように救いに関することではありません。しかし私たちが自分の幸せや満足のために生きるのではなく、この世界を神様の願っておられる世界にしていくために、自分の生き方や働き方を向上させることは大切です。そのためには自分の考えに凝り固まらないように、謙遜になって学ぶことが必要です。

今年は、2010年ノーベル賞受賞者の根岸英一先生が「どのようにしてチームを作り開発を成し遂げたか」をライブで、元米国国務長官のコリン・パウエル氏は「どのように人を育てたか」、パトリック・レンシオーニ氏(健全企業のモデルとして有名なサウスウエスト航空のコンサルタントをしていた方)がチームワークの作り方、そして「境界線」著者のヘンリー・クラウド氏は「自分の中にある否定的な考えとどのように向き合うか」というような内容の講演です。一日4つ合計8つの講演で14000円。ちょっと高いですね。でも本当に学ぼうと思えば自分の身銭を切ることが必要です。一つの講演から生き方が変わることもあります。よろしければご参加を。申し込みはホームページから。