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コラム 牧師の書斎から

2015年3月22日 小平牧生師

世界中を見ると、裕福な人ほど積極的に献金します。寄付もします。神様にささげ、人々に与えるのです。そして、よく献金する人、多く与える人は、さらに豊かになります。これは考えてみると当然のことだと思います。ご存知のように、私たちクリスチャンは収入の1/10を献金します。びっくりする人も時々おられますが、考えてみれば、私たちに与えられているものや私たちが持っているもののすべて、つまり10/10が神様のものなのです。自分のものをしっかり囲っている人よりも、すべては神様のものと考えている人のほうが豊かになるのは当然というものです。

同じように、日曜日に礼拝をささげることも当然のことです。神様のために自分の仕事を休めない人は、一時的には栄えてもやがて衰退するでしょう。礼拝を休んで仕事をしてみたところで、それでいったい何が変わりますか。それよりも、自分の時間をもっとも大切なことに使うという優先順位がしっかりしている人が、信用され、信頼を獲得します。自分にとって都合の良い時だけ礼拝に来るという人は、所詮、神様を自分のために利用しているだけです。日本では明治時代に日曜日が休みになりました。しかし明治時代に西欧文化をご存知のようにそのかたちだけ取り入れました。日曜日が休みなのではなく、週の6日間しっかり働くように聖書は教えているのです。ですから日曜日に仕事をするのは、自分が仕事ができないことをおおっぴらに告白しているようなものです。イエスキリストにしたがうなら、自分の都合ではなく、聖書からしっかりと筋の通った生き方をしましょう。