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コラム 牧師の書斎から

2015年4月12日 澤村信蔵師

イースターおめでとうございます!あれ?イースターは先週だったはずじゃと思われた方もおられるでしょう。先週妻が、スーパーに今年のイースターは4月5日と12日と書いてあったよと言うのです。当然、イースターは5日なのにねということを含んで言っている言葉です。

確かに、先週私たちは、イースターのお祝いをしました。そして、西方教会(ローマカトリックやプロテスタントの教会など)は、5日の日にイースターをお祝いしました。でも、東方教会(ロシア正教や、ギリシャ正教など)では、今日イースターをお祝いしています。毎年ではないですが、時に一週間ずれるのです。スーパーの方がどれほど知っていてポップを書いておられるかは分かりませんが間違いではなかったのです。実際イースターは、春分の日の後の満月の後の日曜日ということになっているのですが、移動祭日なので非常に分かりにくい点がありますね。まして、西方教会と、東方教会で違うなんてなるとわからなくなります。いっそ、4月第2週の日曜日などに決めてしまおうなんてこともあったようです。

でも、イースターをいつお祝いするのかということ以上にもっと大切なことがあります。それは、毎週の礼拝において、私たちが復活の主に出会うということです。イエス様はよみがえられた。主は今も生きていると高らかにほめたたえるのが毎週の礼拝です。復活がなければ、イエス様は、ただの偉大な人です。確かに、私たちとは次元が違う愛を示してくれました。また、私たちでは思いもつかないような教えを語ってくれました。でも、それだけです。大聖人ではあっても、私たちの救い主とはなり得ないのです。でも、イエス様は、神によって復活させられた。そして今も生きておられる。だからこそ、今日も私たちを救ってくださるのです。初穂としてよみがえってくださったこの主イエスを信じる私たちにも、復活のいのち、永遠のいのちを与えてくださるのです。今日、私たちはこの復活の主に出会い、この主をあがめるためにここにいるのです。