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コラム 牧師の書斎から

2015年5月10日 小平牧生師

ゴールデンウィークをどのように過ごされましたか。私は先週からイスラエルに来ています。イスラエルに帰還してきた人々の中から多くの人々がイエスさまを救い主と信じる人がおこされています。その人たちをビリーバーと言い、教会をコングリゲーションと呼びますが、今日は私はハイファにあるコングリゲーションでメッセージをします。

イスラエルの歴史こそ生きておられる神さまの証です。ご存知のようにイスラエルはイエス様の時代のすぐ後AD70年にローマによって滅ぼされました。そして今から67年前の1948年にイスラエル共和国がふたたび誕生しました。1900年ぶりです。ですから問題も起こるのはあたりまえです。しかし、それ以上に、もし私たちの国から我々すべての日本人が外国に追い出されたとして、やがて1900年経って子孫が帰ってきてこの国が再興することがあるだろうかと考えると、それはどんなにすごいことかがわかるでしょう。しかし、みなさん。それは最初から聖書に約束されていたことです。私たちの先輩のクリスチャンたちは、1948年にイスラエルが再建する以前からそれをまともに信じて祈っていたのです。1900年間も実現しなかったことを、実際、本流のキリスト教界の人々からはバカ呼ばわりされ、迫害を受けながらも、まともに信じて祈っていたのです。

私たちはそういう時代に生きています。1900年間の歴史が動いて、それを現実にこの目で見、そしてその地に立つことができる。これが興奮しないでいられましょうか。自分のことを考えることも大切ですが、神さまの偉大なご計画が完成に向かって一つ一つ進んでいることを忘れてはならないのです。