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コラム 牧師の書斎から

2015年7月19日 小平牧生

成増教会では、毎週日曜日の午後にインドネシアの方々のために礼拝堂を提供しています。このように、日本で外国の方々が母国語で礼拝をささげているグループが多数あります。私の把握している範囲でも、英語、韓国語はもちろん、アジアではフィリピン、インドネシア、中国、ミャンマー、ベトナムなど、またスペイン、ポルトガル、ドイツといったヨーロッパ、ブラジルなどの南米、そしてアフリカのおもに英語とフランス語の礼拝グループがあります。私達にはなかなか理解しにくいのですが、同じ国でもその中で部族が異なったり、言葉がちがったりするので、国別というよりむしろ言語別のコミュニティがあるようです。

米国での日本人の場合も同じですが、一世の方は日本でそのように母国語で礼拝しますが、二世、三世になると、日本の教育を受けて、日本語(だけ)を話すようになります。先日お会いしたミャンマーやフィリピンの方々は、子供達が日本の社会でイエスキリストと自分の国を愛して生きていくために、日本の教会ともっと協力し合いたいとおっしゃっていました。

来年、神戸で日本伝道会議が行われます。そこでは「外国で日本語で伝道している人たち」と「日本で外国語で伝道している人たち」そして「日本で日本語で伝道している人たち」の接点をつくりたいと考えています。そういうところから神の国の豊かさを、からだで経験できればすばらしいと思うのです。「日本において外国語で伝道している人たち」の情報を集めていますので、ご存じの方は牧師までご連絡ください。