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コラム 牧師の書斎から

2015年8月2日 澤村信蔵

仙台教会でもたれた3日間のEEC(English Experience Camp)に、聖書学院の修養生とともに参加しました。仙台教会は去年に引き続いて2回目ですが、この働きは、10年前から始まりました。兄弟団の牧師であったのですが、結婚をして長野県のウエスレアンホーリネス教団茅野教会に移られた河野智穂世先生が、同じ兄弟団出身で、今は北米ホーリネスに移られた鍵和田哲男先生に教会学校がどうしてもうまく行かないと相談をされたことから始まります。視察に行かれて、このままではどうしようもないので協力しようということになり、毎年夏にEECがもたれるようになりました。最初は20名強から始まったキャンプが今は、申し込み開始から3日で席が埋まってしまい、80名の子どもが参加するようになりました。そして、鍵和田先生が転任をされて、今の教会と、前任の教会から、茅野と仙台に合わせて20名弱の方が、奉仕のために来日されています。仙台は昨年が18名、今年は31名でしたが、上は、四年生から、下は幼稚科まで、4つのクラスに分けて、英会話、ゲーム、ソング、聖書、工作の5つのステーションを回るという形で進められていきました。本当に楽しくでも、しっかりと聖書の言葉も入り、いろいろと学ぶことがありました。一番素晴らしいと思ったのは、奉仕の心です。今回のキャンプに参加するために、1人25万円の必要がいるそうです。今鍵和田先生が奉仕されている教会は、40名ほどの日本語部ですが、その中で8名ほどの方々を送り出しているのです。しかも、年齢も様々なのです。英会話を教えられた女性は、なんと70代でした。でも、誰よりも熱心に仕えておられて、本当に頭が下がりました。神様から以外は、正直何の見返りも期待できません。でも、神様からの祝福を期待して全力でやっておられるのです。本当にやる気になったら誰でも、どの教会でもできるのです。その姿を見て、すごくチャレンジを受けました。私たちの教会も、私たちの力ではなく、神の力によって、もっともっと奉仕していく教会、もっともっと送り出す教会、また献げる教会となりましょう。