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コラム 牧師の書斎から

2015年10月18日 澤村信蔵

11月8日礼拝後から、14日まで成増教会にもメッセージに来てくださった福沢牧人先生や数名の牧師とともにネパールへ宣教旅行に行くことになりました。ネパールは、福沢先生自身が宣教師として派遣されていた地域であるとともに、家族で一日500円以下で暮らしている人たちが40%ほどいる世界でも最も貧しい国の一つです。そして、大国であるインドと中国にはさまれ、特にインドの影響が大きく、今も国境が封鎖され、ガソリンの入手が困難になっています。

今年の4月23日と5月12日にM7.5の地震に見舞われて8700人以上の方々がなくなりました。そして、クリスチャンも500名以上の方々がなくなり、教会も多くの被害を受けました。観光がメインの収入源であるのに、それも断たれている状況でもあります。そういう苦難の中に落とされている状況を見、そして、クリスチャンのリーダーたちと祈りあう時、また子供たちに福音を語る時を持ちます。何より、主の慰めを祈るために行ってきます。

現地では、今も仮設住宅を建てて暮らしている方々が大勢います。壊れた家から出たレンガ使い、トタンを張っただけのものです。そういう方々が無事冬を越すことが出来るようにお祈りください。それとともに、古着でもかまいませんので、特に子供用のセーターやトレーナー、また、暖かい帽子や厚手の靴下などがありましたが、11月1日までにお持ちくだされば、現地に運びます。

マタイ25章35、36節「あなたがたは、わたしが空腹であったとき、わたしに食べる物を与え、わたしが渇いていたとき、わたしに飲ませ、わたしが旅人であったとき、わたしに宿を貸し、わたしが裸のとき、わたしに着る物を与え、わたしが病気をしたとき、わたしを見舞い、わたしが牢にいたとき、わたしをたずねてくれたからです。」今回、ネパールへ導かれたのも本当に神様の不思議な導きです。私たちはすべての人に手を差し伸べることはできないでしょう。でも自分の前に置かれた方々には、愛のわざをなしていこうではないでしょうか。ぜひ私たちを祝福してくださるこのチャンスを活かして、彼らに愛を与える者とさせていただきましょう。