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コラム 牧師の書斎から

2017年7月30日 澤村信蔵

もし私たちが気が狂っているとすれば、それはただ神のためであり・・というのは、キリストの愛が私たちを取り囲んでいるからです。」(Ⅱコリント5章13~14節)
7月25日、26日とラブ・ソナタ東京大会がありました。当教会からも多数の方が参加されました。一日目のゴスペルナイトには、日本側2629人、韓国側1174人、二日目のラブソナタには、日本側4395人、韓国側1671人が参加しました。ただ、会場は5000人が定員ですので、二日目は韓国側からは集会にほとんど出席することができませんでした。でも、受付や案内の奉仕、また、集会中の祈りの奉仕など、集会に出席しないで、裏方でずっと奉仕をしてくださいました。また、5000人すべての人に行き渡るようにと、花輪なども長い期間かけて準備をされています。そして、大会の前後には、多くの人たちがアウトリーチで各教会で奉仕をしています。今日も大田(テジョン)オンヌリ教会のメンバーが昨日の子ども集会に引き続いて礼拝に出席してくれています。日本と韓国は、民間では決して仲が悪いわけではありませんが、でも、政府間ではうまく行っていない現状があります。また歴史問題などの積み残しもあります。それにも関わらず、10年に渡って、何がそこまで彼らを突き動かすのでしょうか。まさに、冒頭の御言葉ではないですが、ある面から見たら狂っていると思うほどに日本のために協力してくださっているのです。それは、ひとえに神のためです。ハ・ヨンジュ先生に日本の人々への熱いビジョンが神様から与えられ、その神様の思いを実現するために、精一杯自分たちにできることをしてくださったのです。そして、その動機、は、愛です。神が愛する日本の人たちにキリストの愛を伝えたい。ただそれけです。そして、その原動力もキリストの愛です。彼らが、キリストの愛に触れて、キリストの愛に取り囲まれているからです。キリストの愛が彼らを狂ったほどに突き動かしているのです。私たちも今日、その愛を体験しましょう。私たちを取り囲んでいるキリストの愛に力をいただいて、神のために気が狂ったように、この愛を伝えていきましょう。