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コラム 牧師の書斎から

2019年9月8日 澤村信蔵

 「互いに人を自分より優れた者と思いなさい。」(ピリピ2章3節)
 先日、ラブ・ソナタ東京で一緒にやった先生方(29日に来られる田島実先生も含めて)と集まる機会がありました。今の韓国と日本の政府間の関係を憂い、まずは韓国と日本のクリスチャンが共に集まり祈ろうというための集まりでした。10月10日午後に、ともかく淀橋教会で集まって祈ろうということになりました。もし、行ってくださる方がいたらぜひ一緒に祈りましょう。
 一回だけの集会で終えるのではなく、31日分の祈祷課題を作り、継続して祈っていくことも決まりました。その際、一つのことを決めました。それは、この集会の中では、すべてのものを韓国と日本を表す時に、日本側のものは、全部、韓日と表記し、韓国語で作成したもの(日本にいる韓国の方々や、韓国の教会でも祈っていただくためのもの)は、日韓と表記することにしました。正直、私自身、韓日という言葉自体に慣れていないのも事実です。おそらく中には表記だけでも反発を覚える人もいるでしょう。でも、本当の神からの和平を求めていこうとするなら、日本側は、日韓ではなく、やはり韓日とすべきではないか。お互いに相手を優れたものと思うそこから本当の和平が訪れるのではないだろうかという期待から、そうすることになりました。自分が一番ではなく、相手を先に。でも、本当は相手を先にという以上に、神様の御旨、御心こそ先にしたいという気持ちの表れです。それは私たちの日常生活の上においても同じではないでしょうか。相手を先に、何より神を先にするところから人間関係をはじめていきましょう