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コラム 牧師の書斎から

2019年9月22日 澤村信蔵

「確かに、今は恵みの時、今は救いの日です。」(第二コリント6:2)
 明日は東京教区聖会がこの成増教会で持たれます。野田秀先生が来られます。だいぶ前になりますが、メッセージをお聞きした時、とても恵まれたことを覚えています。午前の聖会の最後に敬老祝福の祈りの時もあります。ぜひ出席ください。また、週末には、秋祭りを開催します。地域の方々が一人でも多く教会を知っていただくそのために毎年祭りを行っています。キリストの愛の思いを持っておもてなし致しましょう。いつも祭りでは、子供のためのゲームを用意しています。今回は、蛙とばしと言って、蛙を飛ばして、枠に入れるというゲームを行います。蛙は、出エジプトの時に、イスラエルの民を出国させないエジプトへの10の災難の一つです。蛙の大群を発生させて、ナイル川周辺はもちろんのこと、寝室も台所も、それこそ足の踏む場もないほどに溢れるのです。耐えられなくなって、エジプトの王ファラオはモーセに蛙を除いてくれと助けを求めます。モーセはいつ祈ったらいいのか聞きます。その時、ファラオの答えはどう言ったと思いますか?それは「あす」でした。今すぐではなく、「あす」これが不信仰な者の答えです。その間にさらに何かをしようともがこうと思ったのかもしれません。神のわざを受け入れたくなくて少しの時を稼ごうとしたのかもしれません。でも、この「あす」という答えほど愚かな答えはありません。神に働いていただこうと願うなら、先延ばしをするのはやめて、「今」助けてくださいと祈ろうではないでしょうか。